ロー卒就活体験記

ロー卒、5年5振、失権、未経験、女性が法務の正規職員になるまでのお話。

カウンセリング

ごきげんよう、雪です!

 

今回はカウンセリングの中身のお話です。

 

カウンセリングではまず、転職エージェントさんのサービスの概要を説明する、という会社さんが多かったです。

それから、なぜ転職(就活)をしようと思ったのか。

要望する条件はあるか。

いろいろ聞かれます。

もちろんこちらからの質問にも答えてもらえます。

 

転職エージェントのサービスの概要は、

各々の転職エージェントさんにお任せするとして。

 

転職エージェントさんは、求職者(つまり私たちです。)を

会社に紹介して入社すると、

会社から転職エージェントさんに報酬が支払われる、という仕組みになっています。

ですので、私たちはなんらの金銭を支払わずに、会社を紹介してもらえるのです。

前回、転職エージェントさんが、就活のパートナーになってくれるといいましたが、

そのからくりは、この仕組みにもあります。

転職エージェントさんは、私たちに会社に入社してほしい、と心から思っています。

なので、そのために強力なフォローをしてくださいます。

もちろん、上記のような仕組み以外にも

人間的な心の部分で、あう会社に入って活躍してほしいと思っていると思います。

ちょっと話がそれましたが。

重要なのは、転職エージェントさんは、求職者は無料で使える、ということです。

 

次に、履歴書と職務経歴書のです。

これは、使う転職エージェントさんの方針にもよるのですが。

基本的には、汎用性の高いものを一つ作って、それをエージェントさんに預けます。

応募したい会社、おすすめされた会社に応募する際には、

私が応募依頼をすると、エージェントさんが推薦状を書いてくださって、

預けた書類一式と推薦状を会社に渡して、会社のほうで選考されるという感じです。

新卒ルートの就活と違うのは、汎用性の高いものを一つ作るので、

それぞれの会社さんへのダイレクトな内容にしにくい、ということが挙げられます。

ここは私も生みの苦しみがありました。

まぁ、それは別の回にするとして。

 

それから耳が痛い話も、ほとんどのエージェントさんで言われました。

ここの部分はあんまり詳しく書くと、

思い出すだけでも私の心が折れてしまいますので、箇条書きで、ごめんなさい。

①経験者と未経験者なら、経験者をとる傾向にあること

②9月の最終合格発表後は、一時的に競争が激しくなること

③若い人のほうが、ポテンシャルを見込んでとられやすい傾向にあること

これ読んで、どうしようと思った方、大丈夫ですよ。

あくまで傾向です。

ただ、そういう傾向もある、ということだけは知っておいてもいいかな、と思います。

 

さて、次に転職(就活)しようと思った動機を聞かれます。

ここは無難に失権したので、と答えたような気がします。

 

そして希望する企業の条件を聞かれます。

職種は法務を希望しましたので、それを伝えます。

ここで、業界の希望も聞かれます。

私はとりあえず、どこが自分に向いてるのかも分かりませんでしたので

業界は広く受けてみる作戦をとっていました。

年収なんかも、ここで聞かれます。

ここは、働き方を考える、で考えたことを答えるだけになるかと思います。

 

そして、ついに、アノ質問が来ます。

全てのエージェントさんで聞かれたわけではないのですが………。

 

「妊娠、出産はどのように考えていますか?」

 

うーん、困った。

いや、実際、誰にでも起こりうることだと思うのですよ。この問い。

でも、具体的な予定があるかというと、ない!!!!!

そして、予定があってもなくても、こういう質問自体に何だか居心地が悪い。

なんだか心にもやもやしたものを感じますが、

私はエージェントとの信頼関係を構築するためだと思って

以下のような答え方をしていました。

 

「センシティブな情報なので、いくつか確認をさせてください。

 それを答えないと、求人の紹介をされなかったり、そういった不利益はありますか。」

「正直に答えたとして、それが合否に関係しますか。

 紹介していただく会社さんに伝わりますか。」

「今のところ、具体的な予定はありません。

 しかし、女性なので、将来的に、全くないとは言えません。

 ですので、そういったことにも配慮していただける会社であれば、

 私も長く勤められると思います。」

こんな感じです。

これが素直な気持ちでしたし、

最初の2つめまでの質問に対する回答をどのようにエージェントさんが行うのか

その雰囲気で、信頼できるかどうかをはかっている自分がいました。

ちなみに、妊娠出産の質問に答えても答えなくても、私に不利になることはないというエージェントさんばかりでした。(そりゃそうだ。)

もちろん、こんなことを聞いてこないエージェントさんもありました。

(最終的にお世話になった4つの会社さんの中にも聞いてこないところが含まれてます。)

この質問はどんな風に返しても、どれでも正解だと思います。

なにしろ生き方はいろいろで、答えがないものなので。

自由にふるまうのが良いと、今でも思っています。

 

スキルの話もされます。

例えば、なのですが。

英語が得意な人は、外資系や英語をよく使う会社も紹介を受けることができるので

何か一芸に秀でている人はいいなぁ、と思ったものです。

私のスペックは「ほかでもない、私のこと。」でも書きましたが、

私は英語がほとんどできませんので、求職の幅が広がりませんでした。

残念。 

 

そして、逆質問。

私「皆さん、どれぐらいの期間で内定をいただけているのですか?」

→エージェントさんによってばらつきがありましたが、平均をとると2~3ヶ月でした。

私「書類の通過率って、それぐらいですか?」

→ロー卒だけではなく、エージェントさんに求職登録した人達全体の数字になりますが、と前置きされたうえで、だいたい20%ぐらい、と言われました。

私「就活のコツはありますか?」

→たくさん受けてみると、自分の中で固まってくるものがあるので、おすすめ、と言われました。

 

そして、最後の質問。

 

私「内定をいただく決め手って、なんですか?」

 

口をそろえて、エージェントさんは言いました。

 

 

「ご縁です。」

 

 

へいへいへいへいへいへいへいへい。

また、「ご縁」?

もうご縁ってなんだよ………。

そういう第六感!みたいなのじゃなくて、

もうちょっとテクニック的なことを私は聞きたかったんだよ………。

就活した友人たちに続き、またしても「ご縁」と言われてしまった私は

しばらく、「ご縁」ってなんだ………。

と、「ご縁」という言葉についてぐるぐる考えておりました。

 

 

今回は少し長くなりました。

次回は、明日の更新になると思います。

書類作成の話になるかと思います。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!