ロー卒就活体験記

ロー卒、5年5振、失権、未経験、女性が法務の正規職員になるまでのお話。

就活をはじめた理由

ごきげんよう、雪です!

 

今回は就活をはじめた理由を書こうと思います。

 

忘れもしません、今年の試験を終えた日です。

5年5回目の試験を終えて、滞在先のホテルに帰ってきたとき。

解放感というよりは

「明日からなにをして生きていったらいいんだろう?」と

もやもやとした不安のようなものを感じていました。

 

また試験では、出題の仕方が大きく変わった年でもありました。

現場の感覚で、

「とてもではないけれど、できた気がしない…。」

「あ、これは落ちた。」

と全く自信がありませんでした。

受験最終年の、自分で自分にかけるプレッシャーは、

他の年とは全然違うものを私は感じてました。

本当に、全然自信がなくて、

「ダメだったらどうしよう…」

「ダメだった場合のこと考えてなんとかしなきゃ。」

と考えて、しばらく落ち込んでいました。

 

(まぁ、家に帰ってきても、しばらく泣いていましたよね。

 なんだか分からないけど、とにかくツラくて。)

 

何かしてないと落ち着かなくて、

でも生きていかねばと思っていて、

それで、はじめたのが就活です。

 

そこで、2つ目の悩みがきます。

 

どういう仕事がしたいんだろう?

 

世の中には、いろんな職業があって、

それで私は弁護士以外にどういう仕事がしたいんだろう?

 

とはいえ、法律はなんだか知らないけど

好きなんですよね。

仕事としてもあまり離れたくはないかなぁ

と思いました。

なので、そうなると、

企業に入って法務をやる、という志向になりました。

 

呆れるくらい、単純な思考回路です。

でも、本当にそう思っていました。

なんとなく、なんです。

 

もし、私がほかにやりたい仕事を見つけていたら、

ロー卒であってもそちらの方に行ったかもしれません。

実際にはそうなっていないので、

本当にそうだったかは分かりませんけれども。

 

あの、高尚な理由を期待していたら、ごめんなさい。

本当にこんな風に考えて、なんとなく、就活をはじめたんです。

 

これが、就活をはじめた理由です。